シロアリ防除は「駆除」ではなく「予防」  被害が出る前に家を守る理由

シロアリ対策は駆除よりも予防が重要です。被害が気づかれにくい理由と、防除によって住まいを長く守るための考え方を解説しています。

目次

シロアリ被害は「気づかないうちに」進行します

シロアリ被害というと、「羽アリが大量に出る」「床が抜ける」といった、分かりやすい状況を想像される方が多いかもしれません。しかし実際のシロアリ被害は、そのような状態になるずっと前から静かに進行しています。
シロアリは床下や壁の内部、土台など、人の目に触れない場所を中心に活動します。そのため、外見上は何の異常もないまま、住宅の内部だけが少しずつ侵食されていくケースが少なくありません。

「今まで何もなかったから大丈夫」「築年数もそれほど古くない」という安心感が、結果として被害の発見を遅らせてしまうこともあります。多くの住宅で、気づいた時にはすでに構造部分に影響が出ていた、という事例が見られるのがシロアリ被害の特徴です。


なぜシロアリは被害が出るまで気づかれないのか

シロアリが厄介なのは、木材の表面を残しながら内部だけを食害する性質を持っている点です。床や柱を見ただけでは問題がないように見えても、内部が空洞化していることがあります。
また、活動場所の多くは床下や壁内で、日常生活では確認しづらい箇所です。羽アリが室内に出て初めて異変に気づく方も多いですが、この段階ではすでに一定期間、被害が進行している可能性があります。

さらに、シロアリ被害は音や臭いなどの分かりやすい兆候がほとんどありません。そのため「異常がない=被害がない」と思い込みやすく、結果として対策が後回しになりがちです。この“気づきにくさ”こそが、シロアリ対策において最も注意すべきポイントです。


シロアリ防除は「駆除」ではなく「予防」です

シロアリ対策というと、「被害が出たら駆除するもの」というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。しかし、本来のシロアリ防除は、被害が出る前に行う予防対策を指します。
被害が顕在化してからの駆除は、シロアリをいなくすることはできても、すでに傷んだ木材や構造部分を元に戻すことはできません。修繕が必要になれば、想定以上の費用や工事期間がかかることもあります。

一方、防除としての予防対策は、シロアリが侵入・定着しにくい環境を作ることが目的です。定期的に適切な処置を行うことで、被害そのものを未然に防ぎ、住宅の耐久性や資産価値を守ることにつながります。
「駆除=対処」「防除=予防」という考え方の違いを知ることが、住まいを長く大切に使うための第一歩です。


大切な住まいを守るために、今できるシロアリ対策

シロアリ対策において重要なのは、「被害が出てから考える」のではなく、「被害が出る前に備える」ことです。特に築年数がある程度経過した住宅や、これまで一度もシロアリ対策を行っていない場合は、現状を知ること自体が大きな予防になります。

専門業者による点検や相談は、被害の有無を確認するだけでなく、将来的なリスクを把握する機会にもなります。何もなければ安心につながり、万が一兆候があれば早期対応が可能です。
シロアリ防除は、大切な住まいを守るための「保険」のようなもの。被害が表に出る前の今だからこそ、できる対策があります。

今の住まいの状態を知ることが、シロアリ予防の第一歩です。気になる点があれば、まずはお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

害虫駆除歴10年
ダスキン林支店ターミニックス事業の一員として飲食業や一般のご家庭をはじめ様々な現場で害虫駆除の経験を積んできました。
現在綾瀬市にて深谷上ターミニックス店長を務めゴキブリ・ネズミ・トコジラミを中心に皆様のお困りごとにお力添えいたします。
害虫のお悩みはダスキン林支店・ダスキン深谷上ターミニックスにお任せください。

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