環境と暮らしに配慮した防除方法をご提案します
庭に池や井戸があるご家庭のシロアリ対策、本当に「薬剤散布」で大丈夫ですか?
春になると急増するシロアリ被害。
しかしご自宅の庭に「池」「井戸」「散水設備」「家庭菜園」などがある場合、一般的なシロアリ防除方法が必ずしも最適とは限りません。
大切なのは、建物だけでなく
お庭の環境や、これからの暮らし方まで考慮した防除計画です。
なぜ「水回りのある庭」では注意が必要なのか
シロアリ防除で多く採用されている「バリア工法」は、建物の周囲や床下に薬剤を散布し、シロアリの侵入経路を遮断する方法です。
高い即効性がある一方で、以下のような環境では慎重な判断が求められます。
- 庭に池・井戸・雨水桝がある
- 地下水位が高い地域
- 家庭菜園や植栽が多い
- ペットや小さなお子様が庭で過ごすことが多い
薬剤は適切に使用すれば安全性の高いものですが、
環境条件によっては防除方法の選択が重要になります。
バリア工法の特徴と注意点
バリア工法は、短期間で効果を発揮しやすく、施工実績も豊富な防除方法です。
ただし、次のような点は事前に理解しておく必要があります。
- 土壌中に薬剤層を形成するため、周囲環境の影響を受けやすい
- 井戸・池が近い場合、施工範囲や方法に配慮が必要
- 将来的な庭工事・配管工事で効果が弱まる可能性
「効果が高い=どの住宅にも最適」とは限らない点が重要です。
水回りのあるお庭では「ベイト工法」という選択肢があります
ダスキンのシロアリ防除は、主に
**「バリア工法」と「ベイト工法」**の2つの方法で対応しています。
庭に池や井戸、雨水設備などの水回りがある住宅では、
土壌全体に薬剤を散布するバリア工法ではなく、
必要最小限の薬剤で管理する「ベイト工法」が適しているケースがあります。
ベイト工法は、建物周囲に専用のベイト(誘引剤)を設置し、
シロアリの行動を利用して巣ごと制御していく防除方法です。
ベイト工法が向いている住宅環境とは
次のような環境では、ベイト工法をご提案することが多くなります。
- 庭に池・井戸・地下水設備がある
- 薬剤を広範囲に散布することに抵抗がある
- 家庭菜園や植栽が多い
- ペットや小さなお子様が庭で過ごす機会が多い
ベイト工法は、薬剤を地中に広く散布しないという特性があるため、
周囲の環境や生活スタイルに配慮しながらシロアリ対策を行うことが可能です。
バリア工法/ベイト工法の比較(簡易)
シロアリ防除には「バリア工法」と「ベイト工法」があり、
それぞれ特徴や向いている住環境が異なります。
以下は、一般的な違いをまとめた比較表です。
| 項目 | バリア工法 | ベイト工法 |
|---|---|---|
| 防除の仕組み | 土壌や床下に薬剤を散布し侵入を防ぐ | ベイトを設置し巣ごと制御 |
| 即効性 | 高い | 緩やか |
| 薬剤使用範囲 | 比較的広い | 必要最小限 |
| 水回りがある庭 | 施工方法に注意が必要 | 適しているケースが多い |
| 管理方法 | 施工後は経過観察中心 | 定期点検・管理型 |
| 向いている住宅 | 即効性重視・環境制限が少ない | 環境配慮・長期管理重視 |
どちらの工法も効果的なシロアリ対策ですが、
庭に井戸や池がある場合は、環境条件を踏まえた工法選択が重要になります。
防除方法は「現地の状況確認」が前提になります
シロアリ防除は、図面や築年数だけでは判断できません。
- 水回りの位置
- 土壌の状態
- 建物基礎の構造
- お庭の使い方や将来の予定
これらを現地で確認したうえで、
バリア工法が適しているのか、ベイト工法が適しているのかを
専門スタッフがご説明します。
井戸・池がある住宅のよくある質問
Q1. 井戸がある家でもシロアリ防除はできますか?
はい、可能です。
ただし、井戸の位置や深さ、周辺の土壌状況によっては、
防除方法や施工範囲に配慮が必要になります。
事前の現地確認を行い、ベイト工法を含めた安全性に配慮した方法をご提案します。
Q2. 池や庭の植栽に薬剤の影響はありませんか?
工法選択によって影響を抑えることが可能です。
バリア工法では散布範囲の管理が重要になりますが、
ベイト工法は薬剤を地中に広く散布しないため、
池や植栽がある住宅でも採用されるケースが多い方法です。
Q3. ベイト工法は効果が出るまで時間がかかりますか?
効果の出方は緩やかですが、巣ごと制御できる防除方法です。
即効性よりも長期的な管理・再発防止を重視した対策となります。
シロアリ防除は「暮らしに合った方法選び」から
シロアリ防除は、ただ施工を行うだけでなく、
ご自宅の環境と今後の暮らしに合った方法を選ぶことが大切です。
まずは現地確認から、お気軽にご相談ください。
